【希望】残月 ~みをつくし料理帖~ 高田郁

 みをつくし料理帖の第8巻、いよいよ佳境に入ってきました。
 
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 この巻では今まで揺れ動いていた様々な問題に光が差し込む・・・希望が見え始めてきます。

 <第1話>
 残月- かのひとの面影膳
 命の尊さ・・・これは言うまでもないのです。しかし、大切な人を失うことは受け入れられないのも理解できますが、残されたものはその人に心配させない生き方をするべきなんでしょうね・・・


 <第2話>
 彼岸まで- 慰め海苔巻き
 時空は人の心を大きく変えてしまいます。それが本意でなくても自分に嘘をついても・・・その嘘を暖かく包んでやることができる人・・・いてくれればどんなにか助かることでしょう。


 <第3話>
 みくじは吉- 麗し鼈甲珠
 離れていても、親友というものは時間の隔たりをあっという間に埋めてしまいます。言葉にしなくてもわかることもあります。だって、親友だからね。


 <第4話>
 寒中の麦- 心ゆする葛湯
 親の心子知らず。でも子も親の事を心底心配しているんですよ。だれだって幸せを望んで止まないのです。何故って?家族だからですよ。

 
 八巻は幸せの糸口が見えてきます。誰もが望んできたことなのですがその反面誰かが大きな決断をしないといけない背景も見え隠れします。

 読み終えた時にホッとする。涙がでそうになる。今まで辛い場面が多かった分そう感じるんでしょうね。
 そしていよいよクライマックスへの階段を上り始めるようです。第9巻が待ち遠しい・・・

 『残月~みをつくし料理帖~』

 作:高田 郁

 出版:ハルキ文庫

 定価:619円+税

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