【追憶】風化させてはいけない

 今日はあの日から22回目の寒い朝を迎えた。

 確か22年前は月曜日だったか。

 当時、勤務していたプロジェクトの同僚が前日まで神戸に遊びに行っていたので朝、職場で顔を合わせるまでドキドキだったことを思い出した。1日違っていたら大変なことになっていたとその時の友は語っていたのを昨日のように思い出した。

 その後、テレビから伝わってくる映像はかつて見たこともないような状態を事実としてボク達に教えてきた。

 ふつうの生活を一瞬にして奪われていく様をボク達は何もできずにただ見るだけだった。ただその時は『遠くで起きた大きな出来事』とくらいにしか思っていなかったことは確かだった。

 それでも皆さんは強く立ち向かって自分たちの時間を取り戻していく力強さを見せていただきました。

 そんな歴史をボク達は忘れてはいけない。しかし22年の時が経ち少しずつ我々の中にあるあの日が遠くなっていくことも事実である。そしてその時の思いを知らない世代もどんどん増えていき世の中が風化させてくる雰囲気も否定できなくなってきたように思える。

 確かに歴史とはそういうものかもしれない。

 ボク達に「終戦記念日の事を思え」と言われてもその時のことを知らないものには歴史としか受け入れることはできない。

 でも、各地で繰り返し起きる天災で不自由な生活を余儀なくされることを見るにつけ過去の思いというのは伝え続けなくてはならないと思うし風化させてはいけないな・・・と思います。

 この世に生き続けていく中で次世代に繫げていくことはボク達の課せられた任務なんだな・・・

 
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