【絢爛豪華】初春花形歌舞伎を観劇してきました

 今日は新橋演舞場で『初春花形歌舞伎』を観劇しました。
 
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 なかなかの豪華なキャスティングでして、市川海老蔵さんが主演、中村獅童さん、市川右近さんが脇を固める豪華な演者さんでした。
 
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 今回の演目は3幕構成。

 1幕目は『車引』

 菅丞相(菅原道真)の舎人梅王丸(演:市川右近)と斎世親王(真寂法親王)の舎人桜丸(演:市川春猿)は、互いの主人を追い落とした藤原時平(演:片岡市蔵)への恨みを晴らそうと、時平の乗る牛車に襲い掛かります。それを止めたのは時平の舎人松王丸(演:中村獅童)。実は松王丸と梅王丸、桜丸は三つ子の兄弟ですが、今は敵味方に分かれて奉公をしているのです。やがて牛車の中から現れた時平の威光に、梅王丸と桜丸は身をすくめ、その場を後にするのです。

 本来は長い作なのですが、顔見せな幕でもありコンパクトにまとめた感のある一幕でした。


 2幕目は『白波五人男』

 この作品は序幕と大詰め幕の2部構成になっていました。

 序幕では、濱松屋に武家の娘と供侍が婚礼の品を選びにやってきますが、娘は万引をしたとの疑いをかけられ打ち据えられます。
 ところがこれは店の者の誤りだったことがわかり、供侍の求めに応じて浜松屋幸兵衛は百両を渡そうとします。それを玉島逸当という侍が呼び止め、娘が男であると見破ります。

 実はこの二人は盗人の弁天小僧菊之助(演:市川海老蔵)、南郷力丸(演:中村獅童)という盗賊。そして玉島逸当こそ盗賊の首領・日本駄右衛門(市川右近)で、濱松屋の金を奪い取ろうとする企みでした。

 その後、追っ手を逃れ、稲瀬川に勢揃いした白浪五人男は名乗りをあげます。
 そこえやはり追っ手がやってきて捕り物が始まるわけですが豪傑揃いの五人男は追っ手達をやり込めます。

 ここまでが序幕です。

 そして大詰め幕は弁天小僧が、一味の裏切りから香合を滑川に落とし、追い詰められ極楽寺山門の大屋根で潔く立腹を切るというストーリーです。

 この作品もかなりコンパクトにしてますがアレンジした台詞回しは面白いものがありました。


 3幕目は歌舞伎十八番の内『七つ面』

 歌舞伎十八番とは天保年間に七代目市川團十郎(当時五代目市川海老蔵)が市川宗家のお家芸として選定した18番の歌舞伎演目を言います。

 この作品は海老蔵が七つの面を付け替えながら踊る様が滑稽でかつ食い入るように魅せられます。能と狂言とがミックスした日本舞踊の本質でした。

 そして全ての演目が終わったあとの海老蔵が行う挨拶でちょいとしたプレゼントがありました。

 それは海老蔵さんの『睨み』でした。
 
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 正直な感想としては、歌舞伎はやっぱり歌舞伎座で見るのが一番良いです。

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