ビデオグラフティ 『42 ~世界を変えた男~』を観ました

 今でこそメジャーリーグでは黒人選手は当たり前のように活躍しているし日本人を初め韓国、ドミニカやプエルトリコなど多種多様な民族がメジャーリーグの中心選手になっていますが、この『42 ~世界を変えた男~』という映画は一人の黒人が初めてメジャーの選手として迎えられ活躍するという物語であります。
画像


 第2次世界大戦後のアメリカには人種差別が根付いていました。そんな世の中をブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーであったブランチ・リッキーは、ニグロリーグでプレーしていたアフリカ系アメリカ人のジャッキー・ロビンソンの素質をいち早く見いだし、そしてチームに迎え入れようとする。(今のロサンゼルス・ドジャースはその昔ニューヨークのブルックリンをホームとしていたのです)

 当然、人種差別の世の中ですからいろんな場面でジャッキーは苦難と対面します。他球団はもとより、味方であるはずのチームメイトやファンからも差別を受けてしまい、孤独な闘いを強いられます。

 当初はチームメイトも認めていなかったのですが他チームからの嫌がらせやデッドボール、またファンからの脅迫めいた手紙などそれらを全て受け入れジャッキーを守り通したのはゼネラルマネージャーのリッキーであります。
 そのリッキーがジャッキーにたった一言要求したことは「やり返さない勇気を持て」ということ。(日本では『やられたらやり返す!』と言う言葉もありますが・・・)その言葉の意味を誰よりもよくわかっているのはジャッキー本人です。その言葉を守り我慢を続けるのですが一度だけベンチ裏の地下通路でバットを振り回して荒れ狂うシーンがあります。その彼をただ肩を抱きしめるリッキーの姿はちょっと感動物です。

 その後、ジャッキーはチームの中心選手となりワールドチャンピオンにまで上り詰めるのです。

 この映画は全て実話に基づいていますので、映画の中には有名な選手や監督の名前も出てきます。そしてジャッキーの付けていた42の背番号は現在の全ての球団では永久欠番となっていますし、ジャッキーロビンソンデーの日には選手、監督、コーチが全て『42』の背番号を付けてプレーするんです。

 是非この映画を観て歴史を感じていただきたいです。野球の細かいルールを知っている必要はありません。その昔の間違った世の中を是非理解していただけたなら・・・と思います。

 そうそう・・・ハリソン・フォードの役作りには見応えありますぜ・・・

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック